海6の造船の仕組みその1(初級編)
2020年6月24日 海6造船私の考える海6の一番の魅力ポイントは「造船」です。
ある人にとってはただ単に面倒なだけ、またある人にとっては造船の仕組みを解明することが面白い、など色々な受け止め方があると思いますが、私はこの海6の主要項目である船の入手方法が「レシピを考えて結果が(ある種)ガチャになる」こと自体が非常にユニークで他ゲームにはない面白い要素と思っています。
ところが造船の詳細の仕組みはコーエーテクモゲームスの開発者の方しかわからないとしても、簡易的な仕組み(概念的な部分)の説明が異常に不親切かつ情報が少ないので、ここでつまづいたり面白くないと感じてしまって海6というゲームが敬遠されているような感覚を持っています。
そこで、今回の日記については造船の概念部分について書いてみます。
※交易価格と造船費用を勘違いしていましたので訂正します(’20/7/31追記)
私の把握している限り造船の簡単な仕組みとしては下記4点となります。
a)造船に必要な5アイテムのうち、上3つ(建材)は「造船種」下2つ(内装品+支援品)は「造船地域」に影響する
b)造船に用いるアイテムの「交易品としての100%売却価格の総計」によって造船の結果出来る船のランクが”確率で”決定される
c)a)で決定された造船種/造船地域とb)で決定された船ランクによって、最終的に造船される船が決定される
d)上記a)~c)とは別に、特殊造船部品が入っていないと絶対に出来ない船が存在する
下記に一つずつ補足します。
a)造船に必要な5アイテムのうち、上3つ(建材)は「造船種」下2つ(内装品+支援品)は「造船地域」に影響する
造船種とは冒険(探検)/交易/海事(戦闘)/その他の4種類のことで、それぞれのアイテムがどの造船種に属しているかが一意に決まっています(例:大砲は海事属性)。
現時点では1つのアイテムが複数の造船種属性を持っていることはないと考えられています。
造船地域とは北欧/西欧/南欧/中東/インド/東南アジア/明朝/朝鮮/日本/無属性の10種類のことで、それぞれのアイテムがどの造船地域に属しているかが一意に決まっています(例:プレートアーマーは西欧属性)。
こちらは1つのアイテムが複数の造船地域属性を持っている場合があることが知られています。
最初期以外は造船は欲しい船を狙って実施することになると思うので、やるべきことは
1)欲しい船を考える
2)欲しい船の造船種属性と造船地域属性を調べる
3)当該造船種属性と造船地域属性に見合ったアイテム(造船素材/交易品)を集める
4)造船して祈る
ということになります。
b)造船に用いるアイテムの「交易品としての100%売却価格の総計」によって造船の結果出来る船のランクが”確率で”決定される
船のランクとはレジェンド/エピック/レア/コモンの4種のことで、当然ながらランクが高い船の方が基本的には性能が高いため狙うべきは高ランクの船ということになります。
高ランク造船を狙うためには造船に用いるアイテムの「交易品としての100%売却価格」が最重要な要素で、私が聞き及ぶ限りでは(また自分の造船結果からもほぼ正しいと思っていますが)
・100%売価総計が55k以上だとレジェンド10%程度/エピック20%程度、それ以外はレア以下
・100%売価総計が40k以上だとレジェンド3%程度/エピック15%程度、それ以外はレア以下
・100%売価総計が24.5k以上だとレジェンド1%未満/エピック3%程度、それ以外はレア以下
・100%売価総計が24.5k未満だと100%レア以下(レジェンド/エピックは出来ない)
※レアの中にも非常に有用な船は存在するのですが、便宜上レア/コモンは一括りでレア以下として「ハズレ」と定義します
※ジャンプという概念があり確実な詳細がわかっていないのでレジェンド/エピックが出来る確率は上記より少しだけ高いかもしれません
となっています。
c)a)で決定された造船種/造船地域とb)で決定された船ランクによって、最終的に造船される船が決定される
既にa)とb)で大部分を補足済なので、ここでは一番有名な「銅*3+ポルトガル戸棚+チキンパイ」の鉄板レシピを例にどのようなことが内部で決定されている(と推測される)かを補足してみます。
・銅は海事種属性のアイテムのため、銅*3を入れると造船種は「海事種」で確定します
・ポルトガル戸棚は南欧属性のため、造船地域は「南欧」が選択肢となります
・チキンパイは西欧/南欧/中東属性を併せ持つため、造船地域は「西欧/南欧/中東」が選択肢となります
⇒ポルトガル戸棚+チキンパイの組み合わせで造船地域は「西欧/南欧/中東のいずれか」が確定します。
それぞれの選択確率は現時点では不明瞭ですが以下の説明の便宜上西欧:30%/南欧:60%/中東:10%と仮定します。
・総交易価格は25k以上40k未満(銅:782*3+ポルトガル戸棚:16550+チキンパイ:9230で総計28126)なので、船Rankはレジェンド1%(未満ですが便宜上1%とします)、エピック3%、レア以下96%が確定します
上記を総合すると最終的に「銅*3+ポルトガル戸棚+チキンパイ(通称ポルチキ)」造船は以下の確率での造船結果となります。
西欧/海事/レジェンド(対応なし/ゴールデンハインド?):0.3%
西欧/海事/エピック(チャールズV):0.9%
西欧/海事/レア以下:28.8%
南欧/海事/レジェンド(対応なし):0.6%
南欧/海事/エピック(サンマルチーニョ):1.8%
南欧/海事/レア以下:57.6%
中東/海事/レジェンド(対応なし):0.1%
中東/海事/エピック(タブーク):0.3%
中東/海事/レア以下:9.6%
※ゴールデンハインドについては西欧属性のレジェンドとは判明していますが海事属性であるか、特定条件が必要なのかなどまだ未判明の部分が大きいため参考情報
※対応なしの場合、他造船種/他造船地域の同一ランクの船が完全ランダムで選択されると考えられています(通称ジャンプと呼ばれています)が、先にジャンプ判定が行われているという説もあり詳細は不明瞭です
船別に表現し直すと、下記です。
ゴールデンハインド?ランダムレジェンド船?(ジャンプ):0.3%
ランダムレジェンド船(ジャンプ):0.7%
サンマルチーニョ:1.8%
チャールズV:0.9%
タブーク:0.3%
ハズレ(レア以下):96%
「同一レシピなのに狙った船が出来ない」や「造船場所(商館位置)やその投資Rank、プレイヤーレベルなどに依存して違う船が出来るのではないか」といった声が挙がることが多いですが、銅*3ポルチキレシピだけとっても上記の造船結果となるので単に確率で色々な船が出てくるだけということになります。
※確率については(特に造船地域について)仮定が入っているため絶対この数値ということではないので飽くまでも参考値として捉えてください
d)上記a)~c)とは別に、特殊造船部品が入っていないと絶対に出来ない船が存在する
こちらについての補足は次回に持ち越しとします。
ある人にとってはただ単に面倒なだけ、またある人にとっては造船の仕組みを解明することが面白い、など色々な受け止め方があると思いますが、私はこの海6の主要項目である船の入手方法が「レシピを考えて結果が(ある種)ガチャになる」こと自体が非常にユニークで他ゲームにはない面白い要素と思っています。
ところが造船の詳細の仕組みはコーエーテクモゲームスの開発者の方しかわからないとしても、簡易的な仕組み(概念的な部分)の説明が異常に不親切かつ情報が少ないので、ここでつまづいたり面白くないと感じてしまって海6というゲームが敬遠されているような感覚を持っています。
そこで、今回の日記については造船の概念部分について書いてみます。
※交易価格と造船費用を勘違いしていましたので訂正します(’20/7/31追記)
私の把握している限り造船の簡単な仕組みとしては下記4点となります。
a)造船に必要な5アイテムのうち、上3つ(建材)は「造船種」下2つ(内装品+支援品)は「造船地域」に影響する
b)造船に用いるアイテムの「交易品としての100%売却価格の総計」によって造船の結果出来る船のランクが”確率で”決定される
c)a)で決定された造船種/造船地域とb)で決定された船ランクによって、最終的に造船される船が決定される
d)上記a)~c)とは別に、特殊造船部品が入っていないと絶対に出来ない船が存在する
下記に一つずつ補足します。
a)造船に必要な5アイテムのうち、上3つ(建材)は「造船種」下2つ(内装品+支援品)は「造船地域」に影響する
造船種とは冒険(探検)/交易/海事(戦闘)/その他の4種類のことで、それぞれのアイテムがどの造船種に属しているかが一意に決まっています(例:大砲は海事属性)。
現時点では1つのアイテムが複数の造船種属性を持っていることはないと考えられています。
造船地域とは北欧/西欧/南欧/中東/インド/東南アジア/明朝/朝鮮/日本/無属性の10種類のことで、それぞれのアイテムがどの造船地域に属しているかが一意に決まっています(例:プレートアーマーは西欧属性)。
こちらは1つのアイテムが複数の造船地域属性を持っている場合があることが知られています。
最初期以外は造船は欲しい船を狙って実施することになると思うので、やるべきことは
1)欲しい船を考える
2)欲しい船の造船種属性と造船地域属性を調べる
3)当該造船種属性と造船地域属性に見合ったアイテム(造船素材/交易品)を集める
4)造船して祈る
ということになります。
b)造船に用いるアイテムの「交易品としての100%売却価格の総計」によって造船の結果出来る船のランクが”確率で”決定される
船のランクとはレジェンド/エピック/レア/コモンの4種のことで、当然ながらランクが高い船の方が基本的には性能が高いため狙うべきは高ランクの船ということになります。
高ランク造船を狙うためには造船に用いるアイテムの「交易品としての100%売却価格」が最重要な要素で、私が聞き及ぶ限りでは(また自分の造船結果からもほぼ正しいと思っていますが)
・100%売価総計が55k以上だとレジェンド10%程度/エピック20%程度、それ以外はレア以下
・100%売価総計が40k以上だとレジェンド3%程度/エピック15%程度、それ以外はレア以下
・100%売価総計が24.5k以上だとレジェンド1%未満/エピック3%程度、それ以外はレア以下
・100%売価総計が24.5k未満だと100%レア以下(レジェンド/エピックは出来ない)
※レアの中にも非常に有用な船は存在するのですが、便宜上レア/コモンは一括りでレア以下として「ハズレ」と定義します
※ジャンプという概念があり確実な詳細がわかっていないのでレジェンド/エピックが出来る確率は上記より少しだけ高いかもしれません
となっています。
c)a)で決定された造船種/造船地域とb)で決定された船ランクによって、最終的に造船される船が決定される
既にa)とb)で大部分を補足済なので、ここでは一番有名な「銅*3+ポルトガル戸棚+チキンパイ」の鉄板レシピを例にどのようなことが内部で決定されている(と推測される)かを補足してみます。
・銅は海事種属性のアイテムのため、銅*3を入れると造船種は「海事種」で確定します
・ポルトガル戸棚は南欧属性のため、造船地域は「南欧」が選択肢となります
・チキンパイは西欧/南欧/中東属性を併せ持つため、造船地域は「西欧/南欧/中東」が選択肢となります
⇒ポルトガル戸棚+チキンパイの組み合わせで造船地域は「西欧/南欧/中東のいずれか」が確定します。
それぞれの選択確率は現時点では不明瞭ですが以下の説明の便宜上西欧:30%/南欧:60%/中東:10%と仮定します。
・総交易価格は25k以上40k未満(銅:782*3+ポルトガル戸棚:16550+チキンパイ:9230で総計28126)なので、船Rankはレジェンド1%(未満ですが便宜上1%とします)、エピック3%、レア以下96%が確定します
上記を総合すると最終的に「銅*3+ポルトガル戸棚+チキンパイ(通称ポルチキ)」造船は以下の確率での造船結果となります。
西欧/海事/レジェンド(対応なし/ゴールデンハインド?):0.3%
西欧/海事/エピック(チャールズV):0.9%
西欧/海事/レア以下:28.8%
南欧/海事/レジェンド(対応なし):0.6%
南欧/海事/エピック(サンマルチーニョ):1.8%
南欧/海事/レア以下:57.6%
中東/海事/レジェンド(対応なし):0.1%
中東/海事/エピック(タブーク):0.3%
中東/海事/レア以下:9.6%
※ゴールデンハインドについては西欧属性のレジェンドとは判明していますが海事属性であるか、特定条件が必要なのかなどまだ未判明の部分が大きいため参考情報
※対応なしの場合、他造船種/他造船地域の同一ランクの船が完全ランダムで選択されると考えられています(通称ジャンプと呼ばれています)が、先にジャンプ判定が行われているという説もあり詳細は不明瞭です
船別に表現し直すと、下記です。
ゴールデンハインド?ランダムレジェンド船?(ジャンプ):0.3%
ランダムレジェンド船(ジャンプ):0.7%
サンマルチーニョ:1.8%
チャールズV:0.9%
タブーク:0.3%
ハズレ(レア以下):96%
「同一レシピなのに狙った船が出来ない」や「造船場所(商館位置)やその投資Rank、プレイヤーレベルなどに依存して違う船が出来るのではないか」といった声が挙がることが多いですが、銅*3ポルチキレシピだけとっても上記の造船結果となるので単に確率で色々な船が出てくるだけということになります。
※確率については(特に造船地域について)仮定が入っているため絶対この数値ということではないので飽くまでも参考値として捉えてください
d)上記a)~c)とは別に、特殊造船部品が入っていないと絶対に出来ない船が存在する
こちらについての補足は次回に持ち越しとします。
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